ちょっとユニークな子達の保護者の方へ伝えたいこと
現在テレビ、ネットニュースなど様々な情報がたくさん入ってくる中で、発達障害という単語を聞かない日はほぼなくなりました。
私は仕事柄発達障害の子どもたちとその保護者の方の相談を受けることが多いです。
私自身は、発達障害が『障害』となるのは周囲の人の無理解と、集団行動一斉指示をよしとする日本の小学校中学校の教育文化が原因と考えています。
発達障害の子達はいろんな場面で困っています。
自分が他の人より秀でたもの、打ち込めるものがあれば、他をボロボロに指摘されても、まだ心のバランスは取れるかもしれません。
しかし自信があるものが少ない子は繰り返し繰り返し注意されることで、小学校高学年ぐらいになると自尊心の低下がひどくなり、学校に行きたくなる方が増えてきます。
僕が保護者の方にお伝えしたいのは、ユニークな能力を活かして立派な仕事をしてる人が、世の中にはたくさんいるし、むしろそういう人たちが世界をひっぱっていると思うこと、また小学校中学校の時に担任の教員と一緒になって、他の子達と同じことをするように強要するのはやめてあげてください、守ってあげてくださいということです。
本人のために、家族のために、日本のために、世界のために今後も発達障害の子どもたちとその家族を応援していきたいと思っています。