人はどこに喜びを感じるか。
昨日妻と話をしていたら、家族で行った家族旅行の話になりました。
「先月行った1泊2日の香川旅行はとっても良かった。昨年行った北海道旅行よりも良かった。」
私はこの言葉を聞いて複雑な思いがしました。
昨年行った北海道旅行は、5泊6日くらいで、旅行会社に頼んで飛行機や新幹線を乗り継ぎ、北海道の冬の恋人パーク、旭山動物園、ラベンダー畑など有名どころをレンタカーで周り、高級ホテルに泊まる壮大な旅行だったのです。おおかた100万円くらいかかった、自分としては大奮発の旅行だったのです。
それに比べて香川旅行は、とりあえずホテルを早めにネットで取っておいて、あとは車で高速道路を走って金毘羅さんに行き、うどんを食べ、瀬戸大橋タワーに上り、スケジュールゆるゆるの旅行でした。
金額はホテル代とガソリン代と高速代くらい、10万いきません。
この経験で思ったのは「人の満足感は何をその人が求めているかを追求して決めないと意味がない」という当たり前のことでした。
私がビジネスの勉強のために買ったDVDでは「人が求めるのは4つあります。安心安全、寂しさを紛らせる、刺激、優越感です。」と説明し、旅行の話も例として挙げられていました。子供たちはどこに行ってもそれなりに楽しいわけで、一番大事なのは妻の満足感はどこにあるか?でした。妻は一体感を求めており、それはどこでも家族全員がのんびりと楽しめ、普段とは違う景色が少し見れたらそれでいいのでした。
今後はこのポイントを外さずに、旅行計画を立てなければと改めて思いました。
皆さんはどう思われますか?
ビジネスでも自分が良かれと思ってやっても顧客の満足感を高められるか?という視点でもう一度検討したほうが良いですね。